とにかく『めまい』で苦しみそんな余裕は全くありませんでした。当時、N先生に処方してもらった薬を一日に30錠は飲んでいたと思います。
薬の副作用で一日中眠く、16時間は寝ていたと記憶しています。
起きている時間の大半もめまいで苦しんでいて、将来のことを不安に感じる余裕さえなく、僕はこのまま廃人になるかもしれないな、と本気で考えるようになっていました。
めまいがするのが怖くてテレビも全く見ていませんでした。
僕は音楽が好きで学生時代よく歌番組を見ていたのですが、このめまいで苦しんでいた時代は歌番組を見ていたなっかたので、この頃の歌手と歌のVTRが今テレビで流れても全くわからず、新鮮に感じることもあるくらいです。
家族も暗くなってしまいました。
食事の時間になり僕が2階のリビングへ向かうとみんな僕がめまいで苦しんでいるのを知っているのでまずテレビを消してくれます。
そして食べている間にめまいが襲ってきたときなどはリビングのあかりを消してくれて真っ暗な中、僕が食事を食べ終わるの見守ってくれました。
めまいを感じながらの食事というのは食事の味も感じないものです。
僕が学生時代、熱心に勉強していても結局は何にもなれず、めまいで苦しんでいる姿を見ていたためか弟は進学校に通っていたのですがすっかり勉強するやる気を失ってしまい、ギターばかり弾くようにってしまいました。
今考えると申し訳なさとふがいなさでいっぱいです。
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